新潟で
漁師になるには?

  • 1.情報を集める

  • 2.働き方の選択

    • 雇用型

      漁業会社に雇用された就業者、船員となります。安定した収入が見込めます。

    • 独立型

      自分の船を操業し独立、自営者となります。

  • 3.長期研修

    • 漁業への就業を確認し受入機関の受講資格に適合した場合、長期研修を行い漁業技術を習得します。
       
      この時に家族の意思確認を行い、その地域での生活の準備をします。

  • 4.漁師デビュー

    • 受入機関の乗組員として、漁師生活の始まりです!

  • 5.漁協の組合員に

    • 「漁業協同組合」の組合員になります

      ※地域に住む、漁業実績を積む、出資金を準備するなど組合員になるためには資格要件を満たす必要があります。
      ※組合員になると漁業を行うための権利や免許の取得、漁業生産活動がし易くなる供給システムを利用できます。
       
      「船舶免許」「無線免許」などの資格を取得してキャリアアップを図ることができます。

よくある質問

  • そもそも「漁師」とはどんな仕事?

    魚を獲ることが漁師の仕事ですが、魚の獲り方(漁業種類)や狙う魚(魚種)、地域(漁場)によって、仕事の内容が異なります。
    また、ただ獲るだけでなく、水揚げした魚の選別はもちろん、いかにして鮮度を保つかの工夫、作業の他に掃除や漁具の手入れなど網の補修等の陸での仕事もありますし、近年は、加工や鮮魚の直接販売などに取り組んでいる漁師もいます。

  • 労働時間や休日は?

    地域や漁業種類、狙う魚、時期によって労働時間は異なりますが、夜明け前から出航準備にとりかかり、日の出と共に漁を始めたり、昼過ぎに出航して、夜通し漁を行って朝帰ってきたりといった変則的な労働時間が多いです。また、漁が終わった後は、港に帰り魚の仕分けや市場への出荷作業もあります。
    休日は新潟県では、気候が安定する時期(3~9月)には市場の休みに合わせて、1週間に2日定期的に休むことが多く、海が荒れやすい時期(10~2月)は不定休という事が多いです。当然ですが海が荒れれば出漁できません。海が荒れているときに陸でする仕事(網の補修など)を行うことが多いです。

  • 漁業が未経験でも漁師になれますか?

    船酔いなど他の仕事にない特殊な事情はありますが、素人の方でも真剣にやる気がある方であればチャンスがあります。
    また、危険が伴う仕事であるため、家族の同意を得ていることが不可欠です。体験乗船や条件に合致する方には、長期研修事業もありますので、まずはお電話・メールにてお問い合わせください。

  • 必要な資格はありますか?

    独立する場合は、小型船舶1級、海上特殊無線2級、危険物取扱丙種等の資格が必要ですが、乗組員として従事する場合は、特に必要ありません。しかし、出漁準備の作業や地域によっては、住んでいるところに店が少ないため、生活必需品の買い出しのため、クルマの運転免許証はあった方がよいようです。

  • 研修制度で漁師になった人はどれくらいいますか?

    平成13年度から令和6年度の研修事業で170名の方が研修を受けて、うち146名が漁師となりました。

  • 他県から来て漁師になった人はいますか?

    研修事業を受けた方170名中27名が県外出身者でした。ちなみに、中部出身の方が約5割、次いで関東出身の方が約3割となっております。